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赤文字はMAX値or注釈

新生ネオ・ジオンの象徴ともいうべきMS。
フレームにはネオ・ジオンの新技術であるサイコ・フレームが採用され、機体の追従性が高められている。

実装・特徴・比較

実装日：2017年08月23日（DXガシャコンVol.48）
入手方法：DXガシャコンVol.48

• 性能面
  同時実装のνガンダムと機体性能は同じだったが、後にアーマーと積載量が強化された。
  ヒットボックスはジ・Oを更に縦に長くし、背部に判定を追加したようなもので、クィン・マンサに匹敵する。
  格納庫でカメラが移動する数少ない機体の一つで、ブースト中はクィン・マンサ同様、頭部がひっかかってしまう地形がある。
  巨体の最高コスト機でありながら、クィン・マンサやジ・Oが持つような怯みよろけ無効というモジュールが無いため、乱戦では簡単によろけて撃破されてしまう。
  さらに武装の重量が非常に重く、重点的に強化していなければほぼ積載オーバーしてしまう。
  固有モジュールのサイコ・フレームは通常移動制御、高速切替、反動制御、着地姿勢制御の4つ分のモジュールに相当する。

• 武装面
  FABRとFASGを切り替えて使用できるビーム・ショット・ライフル、照射型と拡散型を切り替えることができる腹部メガ粒子砲と切り替え式のユニーク武器を持つ。
  当てやすいミサイルであるファンネル、また射程と威力を上げた強化型のBRや、高威力で弾数の多いBZ代替のビーム・トマホークと、内蔵式の高威力3点式シールドミサイル等、武装は高威力のものが揃っている。
  近距離ではFASG、照射型等の強力な武器が選択でき、また中距離でもFABR、ビームトマホーク、シールドミサイルなど隙のない武器構成が可能。
  またシールドも耐久値1,730でビームコーティング付きとかなりの防御力を誇る。
  ただし前述の巨大なヒットボックスと目立つ色、また高コストであることが、接近戦でこそ真価を発揮するであろう武器と非常に相性が悪く、コスト相応の成果を上げることはかなり難しい機体となっている。
  ビーム・トマホーク、ファンネル、シールドミサイル等、中～遠距離距離戦闘向け装備の挙動や数値はνガンダムの下位互換となっていることに注意。

• 比較
  調整により数値が異なる場合がありますのでご注意下さい。

特性候補

• ビームシューター
  ビーム・ショット・ライフル(TYPE-A)/ビーム・キャノン/腹部メガ粒子砲(TYPE-A)に有効。
• スプレーシューター
  ビーム・ショット・ライフル(TYPE-B)/腹部メガ粒子砲(TYPE-B)に有効。
• コンバットカスタム
  ビームサーベル(二刀流)に有効。

武器-性能

ビーム・ショット・ライフル

• 解説
  モードチェンジ機能を有したビーム・マシンガン。通称BSR。
  アクションキーでTYPE-A(フルオート式ビームライフル) / TYPE-B(フルオート式ショットガン)に切り替え可能。
  2017/9/20アップデートで射程距離と弾速・連射速度が強化された。
• タイプ別解説
  • TYPE-A
    フルオート式ビーム・ライフル。ビームシューター対象。
    他のFABRより連射速度が早いことからDPS・DPPSも高め。
    また、他のFABRにはないH型が存在するので、中距離でも安定する。
  • TYPE-B
    フルオート式ショットガン。1ショットにつき5弾発射。
    スプレーシューター対象。ビーム属性だがビームシューターの対象にはならない反面、ビームコーティング等の軽減効果の対象にはなる。
    近距離限定だがDPPSが高水準のため短時間でひるみを発生させることができる。

ビーム・キャノン

• 解説
  高威力のビームを発射する射撃武器。右手に持つ。
  貫通能力があり、全タイプ最大1機まで貫通する。
  ビームシューター対象。
  スペック上は中コスト重撃機体のＢＲと同じだが重撃ＢＲより連射が効きＤＰが高い。
  ロックオン可能だが、ロックオン値が強化できない為、高機動MS相手には命中させづらい。
  集弾率の強化項目が存在せず各種によって差が存在するかは不明。
  発射時に派手なエフェクトが発生する。

腹部メガ粒子砲

• 解説
  モードチェンジ機能を有したメガ粒子砲。
  アクションキーでTYPE-A(照射型) / TYPE-B(拡散型)に切り替え可能。
  TYPE-Bの弾数1は、TYPE-Aの弾数5に相当する。
  内蔵武器のため、持ち替え動作がない。
• TYPE別解説
  • TYPE-A
    照射型。攻撃ボタンを押してから発射まで若干時間がかかる(18f)。
    威力は1秒間照射し続けた際のダメージとなる。
    ビームシューター対象。
    射程距離は、N,W:430m、F:340m。
  • TYPE-B
    拡散型。攻撃ボタンを押してから発射まで数瞬かかる(手持ち武器相当の12f)。
    発射間隔がやや長く、一定時間経たないと次弾を発射できない。
    当たり判定は自機から照準に拡散する扇形ではなく、自機から照準に収束する逆扇形。
    そのため近距離であれば精確に捉えてなくても当たるが射程距離限界付近では精確に捉える必要がある。
    また、相手と自分との間に段差や障害物があると至近距離から真正面を向いて撃っても当らないので注意。
    スプレーシューター対象。射程距離:149m。
• タイプ別解説
  • 腹部メガ粒子砲
    最軽量のバランス型。DPとリロード時間が最高。
  • 腹部メガ粒子砲W
    他のタイプと比べてビームが太くなっている。
    ただし威力は最低で最も重い。
  • 腹部メガ粒子砲F
    威力は最高だが射程距離が短く、弾数も少ない。

ビームサーベル(二刀流)

• 解説
  格闘用武器。ビームサーベルとビーム・トマホークの二刀流。
  右手側に比べると左手側のサーベルが短い。
  サザビー専用シールドを装備中のみ装備可能となる。
  これらを選択中は盾が機能しない。
• 通常格闘
  • 無印
    袈裟斬り(右手)→左袈裟斬り(右手)+左から右へ横薙ぎ(左手)。
  • 改良型
    右から左へ横薙ぎ(左手)→左から右へ横薙ぎ(右手)→挟みこみ(両手)。
  • 軽量型
    右から左へ横薙ぎ(両手)→左から右へ横薙ぎ(右手)。
  • D出力強化型
    挟みこみ(両手)→内側から外側へ斬り開き(両手)。
• D格
  威力は全て通常の3倍。
  • 無印,軽量型
    時計回りに回転斬り。
    軽量型は硬直がとても短いが踏み込みも短め。
  • 改良型
    前進しつつ両手で内側から外側へ斬り開く。
  • D出力強化型
    両手で左から右に斬りつけ、右手で袈裟斬り。
    二回斬るモーションだが、攻撃判定は一回のみ。
    移動距離と硬直が長い。

ビーム・トマホーク

• 解説
  ビーム・トマホークを投げつけ、命中した地点で爆発するバズーカ系射撃武器。攻撃は爆発属性。
  モードチェンジ機能があり、アクションキーでTYPE-A(格納) / TYPE-B(手持ち)に切り替え可能。
  強襲機のバズーカとしては威力、DP、弾数、爆風に優れる。
  νガンダムのニュー・ハイパー・バズーカとは異なり、どちらのタイプも発射時にその場で静止する。
• TYPE別解説
  • TYPE-A
    抜刀投擲モード。
    内蔵扱いで素早く盾を構えることができる。
    ただし発射時の静止時間が長く、発射間隔(M)も長い。
  • TYPE-B
    手持ち投擲モード。
    持ち替えが発生するが、発射時の静止時間と発射間隔(M)が短い。
    集弾性能/射程距離/ロックオンがTYPE-Aより高い。

ファンネル

• 解説
  ロックオンした敵機にファンネルを向かわせて攻撃する特殊なビーム兵器。
  攻撃属性はビームだが、機体特性「ビームシューター」は適用されない。
  敵機を最大1機まで貫通する。ロックオンに必要な時間は約0.5秒。
  内蔵武器のため、持ち替え動作がない。
  ファンネル自体の射出速度は速いので、射出後に他の武器に切り替えて攻撃するとファンネルとのコンボ攻撃が可能。
• 挙動について
  キュベレイ等のファンネルとはやや異なり、ミサイル系と似た感じの武装となっている。
  照準内に敵機を捉えると自動的にロックオンし、ロックオンが完了した状態でファンネルを発射すると敵機を追跡し、攻撃可能な距離まで近づくとビームで攻撃する。
  ロックオンしていない時にファンネルを発射すると、照準方向に移動していく。
  障害物などに阻まれ攻撃できなかった場合、弾数は消費されず本体に帰還する。
  キュベレイ等とは異なり、この武装を選択中でもファンネルは背部コンテナ内に格納されている。
  この武装を選択すると、背部コンテナの左右カバーが開く。

シールドミサイル

黄文字 はゴールド設計図、またはエクストラ設計図のみの装備

• 解説
  三点式のバズーカ系射撃武器。持ち替え無しで高速弾を3連射する。
  内蔵武器のため、持ち替え動作がない。
  サザビー専用シールドを装備中のみ装備可能となる。
  νガンダムの同名武器とよく似た性能だが、発射弾数が1発少なく、僅かに威力が高い。

その他

• 解説
  ビームコーティングが施された盾。
  これを装備するとビームサーベル(二刀流)やシールドミサイルが装備可能となる。
  ビームサーベル(二刀流)系を選択中は機能しない。

サイコ・フレーム

• 解説
  スロット4、コスト+0のモジュールとして搭載。
  機体固有のシステムなので取り外しは不可。そのため他モジュールとは別枠扱い。
  機体の歩行速度が上昇。武器の切り替え時間を短縮。
  射撃時の反動・着地後の反動を軽減する。
  ※効果が重複するため、モジュール「通常移動制御」は装備できません。

装備制限一覧表

●…サザビー専用シールド装備中のみ装備可能な武装。

カラーリング

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機体解説

型式番号 MSN-04

MSN-04　サザビーはシャアを総帥として再興したネオ・ジオンが開発したNT専用MSであり、
新生ネオ・ジオンのフラッグシップMS である。
当始、シャア専用機としては、AMS－119　ギラ・ドーガをベースとするMSN-03　ヤクト・ドーガなどが開発されていたが、
スペックが要求値に達せず、試行錯誤を経て新規に大型の機体が開発されることとなった。
この機体に求められたのは、まずMSとして優秀なことで、ファンネル＝ビット系の遠隔攻撃端末によるオールレンジ攻撃が可能なフルスペックNT専用機である。
NT専用機はM(ミノスキー）粒子が散布された領域で圧倒的な威力を発揮するが、
パイロットに高いNT能力が求められるため稼動条件が厳しく、主力兵器とはなり得なかった。
しかし、単騎としての戦闘能力が非常に高かったため、グリプス戦役の期間中に決戦兵器として機用する’’バイオ・センサー’’　’’インコム’’なども開発された。
これらの技術の延長上に’’サイコ・フレーム’’が誕生したサイコ・フレームは、サイコミュの機能を持つコンピューターチップを金属粒子のレベルで鋳込んだ構造材のことで、
本来は膨大な容量を占有するサイコミュの小型化、高密度化を一挙に達成した。
この技術はAE社のグラナダ工場で開発されシャア率いるネオ・ジオンのNT専用機などに提供されることになった。
サイコ・フレームの採用により各種デバイスのさらなる高密度実装が促進され、機体のシステム全体に余裕ができた。
この事は各種アクチュエーターや装甲の強化、軽量化などのほか、機体そのものの信頼性の向上にも寄与しておりサザビーは完全に新設計のワンオフ機でありながら、
並みの量産期に勝るとも劣らない安定稼動を可能としている。
さらにはシャア自身の高いＮＴ能力と相まって、当時最強のＮＴ専用ＭＳとなったのみならず純粋なＭＳとしての基礎スペックも、
非常に高いレベルでバランスがとれた屈指の傑作機となったのである
（プラモデル　HGUC 1/144 MSN-04 サザビー 説明書より）

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