指揮官 のバックアップソース(No.11)
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*地球連邦軍 [#q4f31759]

設立は宇宙世紀に移行する前の西暦2009年(サンライズの宇宙世紀年表より)。
地球連邦の軍事部門だが、連邦政府の文官や議員などはあまり登場しないため、作品によっては地球連邦軍=地球連邦といった政体の軍事政権であるかのように描かれる場合もある。
大部分のサイド(スペースコロニー群)をもその勢力下に置くが、政治的にはアースノイドの権益だけを擁護する目的で運用されることも多い。
劇中では連邦軍やただ単に連邦と呼ばれる場合もある。
 
どのように軍事費を賄っていたのかに関しては描写がないため不明である。また、シビリアンコントロールも機能している模様。
 
シリーズに登場する諸勢力の中では最大の規模であり、また最も長期に渡り存続した。
反面、劇中では非常に巨体な組織ゆえの官僚主義、縦割り行政や事なかれ主義が蔓延した組織として描かれることが多かった。
一年戦争後期には改革派も存在したが、レビルなど主要人物の大半が戦死したことでほぼ瓦解している。
宇宙世紀0080年代には、地球至上主義を掲げる地球連邦軍の特殊部隊ティターンズが連邦軍の実権を掌握したが、
反ティターンズの連邦軍人を中心に結成されたエゥーゴとの内部抗争に敗れて崩壊し、その後連邦軍はエゥーゴ主導の元に再編される。
だが、第一次ネオ・ジオン抗争によりそのエゥーゴも崩壊。
第二次ネオ・ジオン抗争時には既に連邦軍の指揮系統も腐敗しており、外郭部隊ロンド・ベルが治安維持を行う程度にしかなっていなかった。

//連邦軍の政治派閥はティターンズにもエゥーゴにも与しなかったゴップの派閥が中心となる。
 
//宇宙世紀0130年代の木星戦役や0150年代のザンスカール戦争では、連邦政府や連邦軍上層部が武装勢力の跳梁を放置し、
//一部の部隊が独断で別の武装勢力を支援するなど、組織としての統制が取れなくなっている様子が見られた。
//また、120年代では実戦経験者も少なくなり、熟練兵の多い敵に対してまともな戦闘行動も取れないため、高齢・老齢の司令官がMSに乗って出撃した例もあった。

**ブライト・ノア [#d2a295dd]

&attachref(./ブライト・ノア.gif,nolink,50%);
CV:成田剣(1st~CCAまで演じていた鈴置洋孝氏がすでに死去しているためUCのブライト役の成田氏が代役)

言わずと知れたホワイトベース艦長。
最終階級は大佐。複数の作品で主人公が所属する艦の艦長を務め、幾多の戦場で指揮を執った歴戦の軍人であり、若きパイロットたちの辿るニュータイプの覚醒の道のりも見てきた。ただし、彼自身はオールドタイプで、ニュータイプ覚醒の徴候を見せたことはない。
一年戦争以前の経歴について詳細は不明だが、テレビ版第3話で「宇宙に出るのは今回が初めて」と語っていることから、生粋のアースノイドであったことが窺える。
サイド7において、搭乗していたホワイトベースがシャア・アズナブル率いるジオン軍の急襲を受け、地球連邦軍士官候補生であった彼は、サイド7を脱出した民間人をなし崩しにまとめさせられ、初代艦長・パオロ・カシアスが負傷すると二代目艦長に抜擢される。
19歳の新人(第1話時点で軍歴6か月)であったが、ホワイトベース、およびガンダムをはじめとする最新鋭モビルスーツ、最新鋭艦艇を中心に様々な奇策を遂行して戦い抜き、ルナツーから地球へ降下し、連邦軍指令本部[[ジャブロー>マップ/ジャブロー]]に向かうまでに連戦連勝をおさめた。さらにシャアの裏切りもあって[[ニューヤーク>マップ/ニューヤーク]]ではガルマ・ザビを討ち取り、地球連邦軍で最初に直接ザビ家の構成員を倒す功績を挙げて追撃を振り切り、白兵戦をも辞さない[[タクラマカン砂漠>マップ/タクラマカン砂漠]]でのランバ・ラル隊との死闘をもくぐり抜け、[[オデッサ作戦>マップ/オデッサ沿岸部]]やジャブロー攻防戦で戦果を挙げる。ジャブローで正式に中尉に任官(劇場版では大尉)。

[[ソロモン攻略戦>マップ/ソロモン]]を終えると、司令部がソーラ・レイにより大半を喪失した連邦軍残存艦隊と共に最終決戦地となるア・バオア・クーの戦闘に参加。ホワイトベースのエンジンが被弾して航行不能に陥ると艦を要塞内部に着底させ自ら銃を取る。アムロ・レイのニュータイプ能力により、「このままでは全滅する、総員退艦命令を」との進言を受け乗員と共にランチで脱出、無事に生還する。

序盤では自身の経験不足と気負い過ぎもあり乗組員との衝突も多かったが、同僚のリュウ・ホセイの陰のサポートもあり乗組員は次第に団結していく。ブライト自身もホワイトベースでの戦いを通じて精神的、延いては指揮官として成長を遂げ、ホワイトベース隊は素人ばかりの集団でありながら常に最前線で戦果を残すことができた。そしてリュウの死後は自らが率先して乗組員を労わり気配りをみせるようになり、アムロとの対立も少なくなる。
一年戦争後には、ホワイトベースの操舵主だったミライ・ヤシマと結婚。ハサウェイ、チェーミンの二児に恵まれる。

『機動戦士ガンダム』『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『機動戦士ガンダムUC』のシリーズ5作品に登場した唯一の人物である。
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「左舷!弾幕薄いぞ、なにやってんの!?」は有名な台詞だがアニメでは使われていない。

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|指揮マップ|h
|[[ニューヤーク>マップ/ニューヤーク]]|
|[[タクラマカン砂漠>マップ/タクラマカン砂漠]]|
|[[テキサスコロニー>マップ/テキサスコロニー]]|
|[[オデッサ鉱山基地>マップ/オデッサ鉱山基地]]|
|[[ベルファスト>マップ/ベルファスト]]|
|[[グリプス2>マップ/グリプス2]]|

**ブライト・ノア(0088) [#l1a915cc]

&attachref(./ブライト・ノア(0088).png,nolink,50%);
CV:成田剣
|CENTER:200|c
|指揮マップ|h
|[[シャングリラ>マップ/シャングリラ]]|

『機動戦士ZZガンダム』で登場するブライト・ノア。

**ブライト・ノア(0096) [#if4e48d7]

&attachref(./ブライト・ノア(0096).png,nolink,50%);
CV:成田剣
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|指揮マップ|h
|[[トリントン港湾基地>マップ/トリントン港湾基地]]|

『機動戦士ガンダムUC』で登場するブライト・ノア。

**コジマ [#m64b214f]

&attachref(./コジマ.gif,nolink,50%);
CV:藤本譲

第08小隊を含む8小隊全ての極東方面軍機械化混成大隊(コジマ大隊)の総指揮官。階級は中佐。
エアコンが苦手で、蒸し暑いジャングルの中でも半袖の制服を着用して扇風機を使っている。
物語中盤までは「昼行灯」という表現が似つかわしい凡庸な指揮官の印象であった。しかし、終盤に現れて政治的野心を動機とする戦略と非人道的な戦術を行使する連隊長イーサン・ライヤーに「戦争にもルールはある」と反論、その指揮下から外れようとする。その際イーサンはジャブローへの栄転を餌に懐柔を試みるが、コジマはそれを拒否して司令部を去る。
また、スパイ疑惑の末に脱走したシロー・アマダ少尉の一件も「行方不明」の一点張りで有耶無耶に揉み消すなど、部下想いの一面も見せている。

|CENTER:200|c
|指揮マップ|h
|[[鉱山都市>マップ/鉱山都市]]|

**レビル [#z5e74d91]

&attachref(./レビル.gif,nolink,50%);
CV:堀勝之祐

連邦軍の実戦部隊の総司令官にして階級は大将。
官僚主義の多い連邦軍では数少ない実地主義の指揮官でありニュータイプに対する理解もあるなど高齢にも関わらず柔軟な思考を持つ名将。
連邦軍のMS開発計画「V作戦」も、レビル将軍の発案である。
一年戦争末期、デギン・ザビ公王の和平交渉に対し「辛いのだな、ジオンも」と交渉に応じるも、
その直後にギレン・ザビの放ったソーラ・レイにより殺害され、連邦軍は主力艦隊の多くを失うこととなる。
ニュータイプの感応を示しレビル自身もニュータイプの要素があったようだ。(ゲームなどでもニュータイプ素質を持っていることが多い)
ゲーム「ギレンの野望」のレビルEDにて、万が一レビルが1年戦争後に生存していた場合、連邦の腐敗を正したことでクロスボーン・バンガード以降の戦乱が起きず地球連邦の中興の祖となったと語られる。

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|指揮マップ|h
|[[オデッサ沿岸部>マップ/オデッサ沿岸部]]|
|[[ソロモン>マップ/ソロモン]]|

**ゴップ [#ke0d0234]

&attachref(./ゴップ.gif,nolink,50%);
CV:石森達幸

地球連邦軍の高官の一人で階級は大将で提督。ミライの父とは個人的に付き合いがあった。
ミライの仲人を買って出るような発言をしていることから相当に親密な仲だったと推察される。
前線に出て指揮を執るレビルと違い終始前線に出ず[[ジャブロー>マップ/ジャブロー]]の司令部に篭っていたため「ジャブローのモグラ」という不名誉なあだ名を付けられているが、劇中では特に無能という描写は無く、むしろ官僚主義的な人物として描かれている。
ジャブロー攻防戦では敵の戦力不足やその作戦目的を正しく判断しており、(同時に他の高官がホワイトベースが敵につけられていた事を看破するなど)軍人としても有能と判断できる描写がある。
厄介者と言ったホワイトベース隊を囮部隊として使うが、これはジオンがホワイトベース隊に注目している事から見ても適当な用兵であろう。また陽動を果たせるだけの実力を認めたからこその用兵であるとの見方も出来、非難されるべきものとは一概に言えない。彼の真意はどうあれホワイトベースとガンダムが第一艦隊に配備されていたならば、レビルと共にソーラ・レイの直撃を受けて沈んでいた可能性が極めて高い。
なお、ホワイトベース出港時には直々に訓示をしている。
また「[[ソロモン>マップ/ソロモン]]が落ちれば国力の無いジオンは必ず和平交渉を持ちかけてくる」という彼の読みも、デギン公王やダルシアなどジオン国内の和平派の存在を考えれば強ち間違っていたとも言えないがギレンに関しては予想が外れ、結果的に連邦軍艦隊は少なくない損害を受けることになった。
無能のイメージは主にギレンの野望シリーズが原因であるがシリーズ内のジオン独立戦争記では上記の描写を取り入れたのか直接戦闘・指揮値は低いが組織運営面や策略面などでは非常に高い能力を持っている。

|CENTER:200|c
|指揮マップ|h
|[[ジャブロー>マップ/ジャブロー]]|

**スチュアート [#jcc7d418]

&attachref(./スチュアート.gif,nolink,50%);
CV:徳山靖彦

地球連邦軍G-4部隊の指揮官。
OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』内ではサイド6のリボー・コロニーに駐留しているグレイファントムから指揮をとっていた。
サイクロプス隊による襲撃の際、スカーレット隊([[量産型ガンキャノン]]、[[ジム・コマンド]]、ジム・スナイパーⅡの編成)
を出撃させるもわずか数分で全滅したのは有名な話である(その後アレックスを実戦投入するように命じたのも彼)。

|CENTER:200|c
|指揮マップ|h
|[[北極基地>マップ/北極基地]]|
|[[リボー・コロニー>マップ/リボー・コロニー]]|

** エイパー・シナプス [#s300e5d8]

&attachref(./エイパー・シナプス1.jpg,nolink,50%);
CV:大塚周夫

第三地球軌道艦隊所属ペガサス級強襲揚陸艦アルビオン艦長。
アナベル・ガトーによるガンダム試作 2号機の奪取を受け、同計画の責任者であるジョン・コーウェン中将の指示により 2号機を奪還する任務に就く。

|CENTER:200|c
|指揮マップ|h
|[[トリントン>マップ/トリントン]]|
|[[コンペイトウ>マップ/コンペイトウ]]|

**指揮官 [#ub2d2f4f]

&attachref(./連邦指揮官1.png,nolink,50%);
|CENTER:200|c
|指揮マップ|h
|[[荒廃都市>マップ/荒廃都市]]|
地球連邦軍所属の指揮官。(ゲーム内説明文ママ)

*ジオン公国軍 [#y142d62d]

地球周回軌道上で、地球からは最も遠い月の裏側に位置するサイド3に本拠を置くスペースコロニー国家。
首都はズム・シティー。ジオニズムを国是と称するが、ザビ家的解釈によるジオニズムは「人の革新」を「選民」としている。
形式的には国家元首は公王のデギンで、ダルシア首相が政府の首班である。
しかし、実質的には公王の子息のギレン・ザビが総帥として国政の実権を掌握している。
 
総人口は1億5000万で、100億を超える地球圏の総人口の大半が連邦に帰属する中では(月面都市群やサイド6等の中立地域の存在を考慮しても)圧倒的に不利な状況にあり、
国力も「地球連邦の30分の1以下」であるとされる。
しかし優秀な将兵や優れた軍事技術を保有しており、特にミノフスキー物理学時代の申し子であるモビルスーツを連邦に先駆けて実用化したことにより、
公国軍は極めて精強で一時は連邦を圧倒する活躍を見せた。
 
主な産業は製造業で地球連邦向けの輸出で潤う一方、資源は不足しており資源開発に多大な投資を行ってきた。
宇宙世紀0034年には資源枯渇による急激なインフレが発生し、翌0035年には通貨危機が発生。
0042年には工業生産力がピーク時から4割低下し、混乱した国民が強い指導者を求めた結果ザビ家の専制政治を許す結果となった。
その後奇跡的に経済は持ち直すが国民の資源枯渇に対する恐怖は、資源を多く持つ地球との対決へと国を導く。

**ギレン ・ザビ[#md7f900c]

//&attachref(./ギレン・ザビ.jpg,nolink,50%);
&attachref(./ギレン・ザビ.gif,nolink,50%);
ギレン・ザビ(Gihren Zabi)
CV:銀河万丈

ジオン公国の総帥にして階級は大将。デギンの長男。放映開始時の設定上の年齢は35歳。
『THE ORIGIN』では45歳。身長190cmの長身。少年時代から政治活動に参加し、デギンの隠退後は、ジオン公国の実質的最高指導者(総帥)となっていた。
TVや劇場においてはギレン自身の出番が演説等でしかなく、直接戦闘の指揮をする事自体が最後のア・バウア・クー戦のみとなる。
にも関わらず、彼が指揮を務めている局面では連邦を圧倒し続けた。
指揮官としても優秀だが、本来は戦略家といえる人物。
ガンダムの世界において彼の唱えた政治思想や世界観は巨大な影響力を持ち、次世代にまで波及していった。

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|指揮マップ|h
|[[ソロモン>マップ/ソロモン]]|

**ガルマ・ザビ [#u97df9c5]

&attachref(./ガルマ・ザビ.gif,nolink,50%);
CV:森功至

ジオン公国軍地球方面軍司令。階級は大佐。デギンの四男(一部では三男とする説もある)。シャア・アズナブルの士官学校同期。
シャアと主席を争った、というような描画もあり、新人士官としては(年齢の割に)優秀だった。
開戦後は北米方面の司令官として北米を統治していたが、[[ニューヤーク>マップ/ニューヤーク]]でホワイトベース隊と交戦した際、シャアの謀略に嵌り乗艦のガウ攻撃空母を撃沈されて戦死した。
最後の言葉は「ジオン公国に栄光あれ!」
放映開始時の設定年齢は20歳。『THE ORIGIN』では23歳(士官学校時は22歳)。主な乗機は専用ドップ、ガウ攻撃空母、さらに一部のゲームで[[彼専用のザク>ザクⅡFS型]]が登場している(本ゲームのFS型ザクは彼専用機のカラーリングで、本来の色は素のザクと変わらない)。

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|指揮マップ|h
|[[ニューヤーク>マップ/ニューヤーク]]|

**キシリア・ザビ [#m46f0251]

&attachref(./キシリア・ザビ.gif,nolink,50%);
CV:小山茉美

ジオン公国軍突撃機動軍司令で階級は少将。デギンの長女。アニメ版の設定によると、年齢は24歳。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では35歳に再設定された。
ギレンとは政治的に、ドズルとは軍事的に対立していた。乗艦はグワジン級戦艦グワジンあるいはグワリブ。『THE ORIGIN』では紫色のチベ級重巡パープル・ウィドウ、地球降下時は、ザンジバル級機動巡洋艦キマイラで降下している。末弟のガルマに対しては自分への忠誠心を持つようにある程度優しく接して利用していたようでもある。常に顔の下半分を覆うマスクをしている(公式には放射能焼けを防ぐため)が、その理由は戦場の血の臭いを嫌悪しているからだとも、女を捨てたからだとも言われている。兄であるギレン同様、家族を始めとする他者を政治的な力関係でしか判断しない冷徹な人物と見られるが、少なくともガルマの葬儀になかなか出ようとしないデギンに労わりの言葉をかけ、ギレンが父デギンを暗殺したことを知った際に見せた怒りは演技ではないと思われる。その点では、ギレンよりは多少人間性の強い側面を持っていると言える。もっとも、父を大切に思う娘の気持ちはしっかりと伝わっていたとは言いがたく、デギンはギレンに対する忠告を行なった際に「キシリアは何を考えるのか」と独白している。なお、腰だめ撃ち用のレーザーガンは彼女とシャア・アズナブル以外には装備を確認された人物はいない。将官で普段からヘルメットを着用しているのも例を見ない出立である。もっともこれらは、『THE ORIGIN』劇中では装備する士官も見られるようになっている。

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|指揮マップ|h
|[[ジャブロー>マップ/ジャブロー]]|
|[[テキサスコロニー>マップ/テキサスコロニー]]|
|[[オデッサ鉱山基地>マップ/オデッサ鉱山基地]]|

**マ・クベ [#wc1d0905]

&attachref(./マ・クベ.gif,nolink,50%);
CV:田中正彦(塩沢兼人氏死去以降の代役)

キシリア・ザビ配下のジオン公国突撃機動軍大佐。
副官はウラガン、部下にはクリンク、バイス、ラング、ヘイブなど。

ジオン軍の地球侵攻作戦では[[資源採掘地帯オデッサ>マップ/オデッサ鉱山基地]]の基地司令となり、資源採掘・輸送、基地防衛などを統轄していた。また占領地では、任務の傍ら骨董品蒐集に努めており、特に北宋期と推定される白磁の壺は彼に寵愛され執務室に多数並んでいる。また基地の防衛に努める一方、地球連邦軍の副将エルランに内通を促すなど優れた策謀家としても活躍した。このように軍人としての功績はあるが、計算高い性格の上に情が薄く、官僚的で政治的な駆け引きには長けるものの、任務達成のためなら手段を選ばない狡猾な印象が強い。ただしその策はしばしば詰めが甘く、また失敗した際の備えもおろそかであった。

ガルマ・ザビの仇討ちのため地球に降下したランバ・ラル隊にも、一旦は十分な補給を保証するものの、政治的な理由(ランバ・ラルはキシリアと対立するドズル・ザビの部下)からその約束を反故にしたり、ソロモンから脱出して来た兵士たちを見捨てようとするなど、黒い三連星やバロム大佐から「前線に立つ兵士たちの気持ちが分かっていない」と批判を受けていた。また、独自の軍服に赤いスカーフを着けたものを常用していることからも、その気質がジオン軍に数多い武人よりは文人的であることがうかがわれる。だが、TVシリーズの後半では自ら新型モビルスーツ・[[ギャン]]に搭乗し、策を弄したとはいえニュータイプとして覚醒しつつあったアムロ・レイを相手に戦い、モビルスーツパイロットとして一般的な兵を凌ぐ技量をみせた。

#br
マ・クベの登場内容については各作品で多少異なっている。
『THE ORIGIN』ではオデッサで核を使う処まではアニメと同様だが、その失敗後は敗戦の責任は自分にある、といい他の兵士らと共にギャンで出撃、多数の連邦軍を道連れに戦死している。
アニメ版および劇場版ガンダム「哀・戦士」では、クレジットの表記が、名前の「マ」だけだったので、観ていた人が困惑した。

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|指揮マップ|h
|[[オデッサ沿岸部>マップ/オデッサ沿岸部]]|
|[[タクラマカン砂漠>マップ/タクラマカン砂漠]]|
|[[テキサスコロニー>マップ/テキサスコロニー]]|

**ユーリ・ケラーネ [#x366740c]

&attachref(./ユーリ・ケラーネ.gif,nolink,50%);
CV:上恭ノ介

ジオン公国軍ヨーロッパ方面軍所属の師団長。階級は少将。袖を肩口からカットし胸をはだけさせた、およそ将軍とは思えぬラフな軍服を着用しており、白いマフラーを垂らした上にコートを羽織っている。細かいことは気にしないざっくばらんな親分肌で部下からの信頼も篤いが、オデッサ戦敗北に伴う友軍部隊撤退の際、追撃してきた連邦軍に対して南極条約で禁止されている核兵器を気化爆弾と称して使用するなど、現実主義者であり手段を選ばない性格も垣間見える。
ケラーネ家はザビ家とは遠い親戚とも言われていた関係から、かつてのジオンの名家サハリン家の兄妹とは旧知の仲であり、初登場の第4話でパーティーに乱入しギニアスとアイナの2人にも馴れ馴れしく接するが、配慮に欠ける不躾で露骨な言動からサハリン兄妹にとってはむしろ嫌悪の情が先に立つようであった(監督交代によって前半と後半で人物描写に極端な差異が生じた最たる例と言えよう)。 ジオン公国軍がオデッサで地球連邦軍に敗北、その後散り散りになってオデッサから脱出しようとする残存部隊の中で、ラサ基地に収容されているケルゲレンを用いて宇宙への脱出を図るべく、部下と共にギニアスの元へ向かった。友軍が基地に逃げ込む事で、自らが推し進めるアプサラス開発計画の拠点が判明する事を危惧したギニアスはこれを拒むが、ユーリは強引に逃げ込もうとし、更には今後の戦局は宇宙に移行すると読んでアプサラス開発計画の中止をギレン・ザビに進言しようとする。しかし、それを承服しないギニアスによって先手を打たれ、基地に通じる坑道内で引き起こされた爆風に呑み込まれて逃げ込んだ部下たち共々謀殺されてしまう。しかし、ギニアスの目論見とは裏腹に、この爆発は第08小隊によって探知されてしまい、皮肉にも連邦軍に基地の所在を特定される原因となる。

|CENTER:200|c
|指揮マップ|h
|[[鉱山都市>マップ/鉱山都市]]|
|[[東南アジア戦線>マップ/東南アジア戦線]]|

**キリング [#x64627b8]

&attachref(./キリング.gif,nolink,50%);
CV:山崎たくみ(ガンダムオンライン、Gジェネレーション等)/戸谷公次(アニメ)

階級は中佐であり、サイクロプス隊直属の上官。ルビコン計画を直轄していた。
サイクロプス隊をガンダムNT-1の存在を確認するためだけの捨て駒として扱い、ルビコン計画の失敗後にはリボーコロニーごと核攻撃でガンダムNT-1を破壊しようと画策した。
また、そのために使用する核弾頭を入手する際に、制止しようとしたグラナダ基地司令を殺害するなどいろんな面でかなり問題のある人間だった。
しかし、核攻撃を命令されたヘルシング大佐が内心ではこの指示を不服としており、ヘルシング大佐の艦がリボーコロニーへ向かう際に地球連邦軍艦隊に偶然遭遇したことにより、交戦し投降すれば命令を無視できるチャンスと考え、それを実行したため未然に防がれ事なきを得た。
狂信的なまでのギレン派であり、ジオン軍ではグラナダ司令のキシリア・ザビの掌握下にあったが、総帥のギレン・ザビを強烈に崇拝していた。書籍『M.S.ERA』によれば、敗戦時に総帥ギレン・ザビ戦死の報告を聞いた彼はピストルで自決したと言われている。

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|指揮マップ|h
|[[北極基地>マップ/北極基地]]|
|[[リボー・コロニー>マップ/リボー・コロニー]]|

** エギーユ・デラーズ [#k53c9a2e]

&attachref(./エギーユ・デラーズ.jpg,nolink,50%);
CV:小林清志

ジオン公国軍中将。一年戦争終了後ジオン残党軍デラーズ・フリート総帥として宇宙世紀0083年、星の屑作戦を発動。
「地球連邦軍による地球圏の主権掌握の阻止」という大義を追い求める。

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|指揮マップ|h
|[[トリントン>マップ/トリントン]]|
|[[コンペイトウ>マップ/コンペイトウ]]|

**ヨンム・カークス [#e1e5a47c]

&attachref(./ヨンム・カークス.png,nolink,50%);
CV:石塚運昇
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|指揮マップ|h
|[[トリントン港湾基地>マップ/トリントン港湾基地]]|
元ジオン公国軍のMSパイロット。階級は少佐。
宇宙世紀0096年に一年戦争時のジオン公国軍の残党を指揮して、トリントン基地を襲撃。
襲撃時、自身もザクⅠ・スナイパータイプに乗り上空からの長距離狙撃で味方を終始援護していたが、
地球連邦軍外郭部隊ロンド・ベル隊所属のジェスタ3機と交戦、乗機を破壊されて戦死した。
(余談だがアニメ版と小説版では一部設定が異なる。小説版だと設定年齢50歳だが、
 アニメ版だと設定年齢が39歳なので一年戦争に参加したのは17歳の時となる。)

**ハマーン・カーン [#y76ee71c]

&attachref(./ハマーン・カーン.png,nolink,50%);

CV:榊原良子

|CENTER:200|c
|指揮マップ|h
|[[グリプス2>マップ/グリプス2]]|

俗物…世間的な名誉や利益ばかりを追う人。俗人。

**マシュマー・セロ [#he10fce7]

&attachref(./マシュマー・セロ1.png,nolink,50%);

CV:堀内賢雄

|CENTER:200|c
|指揮マップ|h
|[[シャングリラ>マップ/シャングリラ]]|

ネオ・ジオンの将校。
ハマーン・カーンを心底崇拝している。

**指揮官 [#u068b0e5]

&attachref(./ジオン指揮官1.png,nolink,50%);
|CENTER:200|c
|指揮マップ|h
|[[荒廃都市>マップ/荒廃都市]]|
ジオン所属の指揮官。(ゲーム内説明ママ)

*コメント [#e78ceb51]

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