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赤文字はMAX値or注釈

MS-08TXイフリートに幾度もの強化を重ねて開発された白兵戦用MS。
近接戦に特化した武装と機体性能を有している。

実装・特徴・比較

実装日：2015年08月26日（DXガシャコンVol.25）
入手方法：GPガシャコン
　　　　　　 DXガシャコン ピックアップ

• 性能面
  イフリート系列と比べると、コストが高い分順当に強化されているが、コスト比で性能が低いのは相変わらず。
  ブーストチャージだけは高く、300の大台に乗ったのは格闘機としてはありがたい所。
  ただしコストの仕様上スロットが3と少なく、格闘系モジュールが制限されてしまうのが欠点。
  敵撃破時（アシスト含む）にDPとブースト容量を回復する固有モジュール『残光』、5秒間被ダメージと被DPを軽減、更に格闘系のブースト消費が半減する『残影』により、他とは一線を画す爆発的な機動力を発揮する。

• 武装面
  格闘系装備はクセが強いが、標準的なショットガンとバズーカ、相手にスタン効果を与えるヒート・ダート(投擲)といった射撃を所持している。
  格闘武器のヒート・ダートは範囲が狭いが硬直が少なく小回りが利く。
  金図で開発可能なヒート・ランスはヒート・ダートよりもやや大振りだが範囲が広く、NのD格は上にも判定があるためジャンプD格で箱型拠点を殴れる点も見逃せない。
  そして本機の最大の特徴は、一瞬で短距離を移動する回避プログラムを使った高速移動にある。
  残光、残影発動中に回避プログラム壱式のD格を連打する事で長距離の高速移動が可能。
  回避プログラム壱式のD格二段をタイミングよく出し続けた場合の5秒間の最高速度は凡そ3600相当にもなり、5秒間で1500Mの距離を走破可能。
  文字通り、並の強襲の三倍のスピードで動き回る本機には狙って射撃を当てることはおろか近距離ではロックオンすらままならない程であり、戦場の攪乱に長けている。
  射撃武器によるアシストで残影発動→回避プログラムで死角を取って格闘で闇討ち→残光によるブースト回復→回避プログラムでそのまま離脱といった事もでき、操作は難しいがポテンシャルは非常に高い。
  リペア周辺に集まった敵機への急襲は勿論、敵陣後方にいる砲撃や狙撃などに対して瞬時に距離を詰めて斬り捨てて瞬時に離れるなど、他の格闘機とは一味違った忍者のような運用が期待できる。
  
  本機で凸を試みる場合、所謂通常の凸用機体と違い、まず敵機の撃破、もしくは撃破アシストを必要とするため平時は前線での援護に回り、モジュール発動と同時に動きをスイッチしていく形になる。
  故に主戦場近辺が始動点になりやすく、地形の影響を大きく受けた上で五秒間での最短を考えるとルートが限定されがち。
  途中で敵を不意打ちするなりして撃破できればブースト回復+再加速で敵拠点へ到達できる可能性はグンと上がる。
  また、地雷などの設置物に関しては自身が速すぎて目視が難しくやや苦手。
  
  マシンガンの類を持たないため、拠点に対して有効なダメージ源は格闘かショットガン。
  基本は格闘、格闘が届かない拠点であればショットガンだが本機には三点式も連射式も無く、裸拠点以外でのDPSは些か控えめ。
  ショットガンすら届かない吊り下げ型拠点にはBZしかなく、大した被害を与えることができない。
  遠めに置かれた破壊しにくい補給艦や本拠地リペアを破壊できれば大局に影響を与える事ができるのでそちらを試してみるのも手か。
  
  移動の速い格闘機＝凸専門と取られがちだが、本機は射撃とモジュールの都合上凸よりも超スピードで動き回ることによる囮や、MS戦での闇討ちに特化した超高速格闘機という見方が強い。
  無論、裸拠点であれば他の凸機にも勝るとも劣らないのでケースバイケースで運用すべきだろう。
  どう動くにしても、単独であれこれできるのではなく、味方との連携あってこそという事を肝に銘じたい。

• 格闘機、凸機等との比較
  調整により数値が異なる場合がありますのでご注意下さい。

特性候補

• コンバットカスタム
  格闘だけでなく、回避プログラムにも適用されるので非常に有用。
  『残光』、『残影』による驚異的な機動力に更に磨きがかかる。
• スプレーシューター
  ショットガンの威力が上がる。
  クイックスイッチでも威力が同程度上げられるが短時間なので拠点などにショットガンを撃ち続ける場合に有用。
• クイックスイッチ
  ショットガン、バズーカを持つ時に便利。
  単純に回避プログラムから別の武装に持ち替えると威力が上がるということで、基本的には格闘を含む全武装に恩恵がある。

武器-性能

ヒート・ダート

• 解説
  全体的に踏み込みが早いがリーチは短い為左右の幅は狭い格闘武器。
  使用感としてはガンダム・ピクシーに近い。
  回避プログラム系とは武器の持ち替えが発生しない。
• 通常格闘
  • 無印
    一段目は右から左へ、二段目は左から右へ水平に切る。
    ピクシー（フレッド機）の高出力ビーム・ダガーA3のモーションと似ているがほぼ前進しない。
  • T式
    左下から右上へ切り上げ→右下から左上へ切り上げ→その場で回転切りの三段格闘。
    こちらもほぼ前進せず三段で30ｍ程しか動かない。
  • 軽量
    無印と変わらず。
  • D式
    一段目は右から左上に切り上げ。
    二段目は左から右に水平に切り上げる。
• D格
  威力は全て通常の3倍。
  • 無印
    右手のダートを左に構え踏み込んでからの右上に切り上げ。
    踏込は約90ｍほど、感覚としてはドム系のT式に近い。
    また、踏込の最中も右手のダートに判定が出ている為敵機を自機より左に捉えると当てやすい。
  • T式
    両手を広げて時計回りに回転切り。
    ガンダム・ピクシーのビームダガーA2、3とよく似たモーションだが、全体的にモーションが少しだけ遅い。
    踏込は80ｍほど。
  • 軽量
    回避プログラムの通常格闘二段目と同じモーションでヒートダートキックを繰り出す。
    真っ直ぐ蹴る為判定が非常に狭く、ダートには判定が無い。
    踏込は90ｍほど。
  • D式
    腰を落として時計回りに回転しながら前方にダートを突き出す。
    判定の出現は非常に早く、敵と密着しても切り抜け当てることが可能。踏込は110ｍほどで硬直も短め。
    劇中でジムⅡセミストライカーにとどめを刺した時の再現。

回避プログラム

• 解説
  特殊な格闘武器。D格が高速移動になっているのが特徴。
  ヒート・ダートとは武器の持ち替えが発生しない。
  他の多段格闘とは異なり、ダッシュ格闘中の被DPペナルティはない。
  分類上格闘であり固有モジュール「残影」の効果対象であるため、
  残影発動中に連続使用することで驚異的なスピードで移動できる。

• 通常格闘
  ヒートダートキック攻撃。
  前進は殆どせず、攻撃範囲も狭い。
• D格
  攻撃判定は無く移動のみ。2回まで入力可能だが2回目もブーストを消費する。
  特に1回目のブースト使用量が多く、ブーストを800程度使用する。
  2019年11月13日のアップデートによりブースト消費量が多少軽減されたが、
  相変わらずコンバットカスタム以外で2回入力するとほぼオバヒする。
  また、ブースト回復タイミングの変更によりディレイによるブースト調整ができなくなったため、
  コンカスのレベルやモジュールの有無によって速度差が顕著となる。
  コンカスレベル3、格闘出力制御2あたりからが実用レベルとなり、
  通常使用でも他の追随を許さない速度で移動が可能。
  他のD格と同様、ちょっとした段差で引っかかり止まる。
  • 回避プログラム壱式
    前方に移動する。
    2020/08/12に移動距離の低下調整が行われた。
    2回入力と歩行を繰り返す事でブースト移動よりも早い移動が可能。
    1回目、2回目共に約150ｍ移動する。
    2回目を最速で出さず1回目と2回目の間にディレイを挟むことで合計300ｍの移動が可能だが、
    ブーストチャージの高速化の関係上ディレイをかけずに最速で2段目を出した方が素早く移動できる。

• 回避プログラム弐式
  後方に移動する。
  挙動は壱式と同じだが1回目が約115ｍ、2回目が約80ｍと移動距離自体は減っている。
  格闘攻撃後の離脱に使えと言わんばかりの動きだが、ブースト消費、移動距離的に実用性は低い。

ヒート・ランス

黄文字 はゴールド設計図、またはエクストラ設計図のみの装備

• 解説
  リーチの長い格闘武器。
  イフリート（シュナイド機）とは一部の動作に違いがある。
• 通常格闘
  全体的に効果範囲は広め。
  • 無印
    突き→左から右に横薙ぎ。
  • T式
    ケンカキック→左から右に横薙ぎ→右袈裟斬り。
  • 軽量
    突き→左から右に横薙ぎ。
  • D式
    左から右に横薙ぎ→右袈裟切り。
• D格
  威力は全て通常の3倍。
  • 無印
    振りかぶっての右袈裟切り。
    右上への判定が長く、箱型拠点などを低高度状態から攻撃することも可能。
  • T式
    時計回りに回転斬り。
    範囲は左右に広いが判定が出るのが少し遅い。
  • 軽量
    左足で蹴り。判定はとても狭い。
    イフリート（シュナイド機）のものより若干踏み込みが早くなっている。
  • D式
    反時計回りに回転斬り。
    回転直前にタメがあり、その分、動作が遅め。判定は左右に広い。

ヒート・ダート（投擲）

• 解説
  投擲武器。クナイを投げ、命中した敵にスタン効果を与える。
  2019/11/13アップデートで当武器への持ち替えモーションが撤廃され、内蔵武器になった。
  固有の特徴として状態異常になる相手にしか当たり判定がなく、防壁やコンテナなどの障害物に命中させるとヒット表示もなく消える。
  命中可能な相手に命中させた場合は相手に10ダメージが入ることが確認されている。
  モーションはグレネード系と同様、攻撃ボタン押しっぱなしでずっと構え続けることが出来る。隙は出来るが、緊急帰投でクナイを投げずに構えを解除できる。
  高速投擲モジュールの適用を受ける。投擲強化モジュールについては、運営にて検証するとの返答。で、まだなんですか？
  爆風がなく真っ直ぐ飛ぶスタングレネードと考えるとよい。　
• スタン効果について
  スタン効果中の敵は行動を停止する。
  効果時間はmsとなっており、1,000で1秒。
  エース等の耐性がある敵には発動しない。
• タイプ別解説
  • 連射式ヒート・ダート(投擲)
    連射式とあるが発射間隔は長めで、マガジンに複数本装填しているだけと考えた方が無難。
  • 拡散式ヒート・ダート(投擲)
    一度に6本のヒート・ダートを投げる。

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拡散ダート＆格闘・各フレーム計測

拡散ダート＆格闘・各フレーム計測 距離200mにて、拡散ダート＆ヒートダートD式 コンカス3（クイスイではない） 状態/モジュ モジュ無し 切替2 高速投擲 投擲開始 0f 0f 0f リロード発生（投げ終わり） 35f 35f 30f 見た目HIT 54f 54f 50f SHORT発生表示 57f 57f 53f 格闘切替開始 73f 72f 68f 格闘切替完了 94f 90f 89f 投げ終わって格闘可能まで 59f（0.983秒） 55f（0.916秒） 59f（0.983秒） 以上のことから、弾速そのものは約630m/s、発射までのモーションを含めると実質約222m/s。 投げ終わってから格闘を受け付けるまでほぼ1秒かかるが、切替モジュ2が若干早い。（クイスイ有利） ダートの当てやすさと敵機停止までの早さ重視だと高速投擲、スタンさせてから格闘につなげるのを重視だと切替2という選択肢となる。 しかし、格闘モジュを外してまでこれらを選択するメリットがあるかどうかは各パイロットの判断に委ねる。

ショットガン

• 解説
  実弾を複数発射する射撃武器。
  1射につき6発の実弾を発射するため、全弾命中時の威力は表記の6倍。
• タイプ別解説
  • ショットガン
    初期装備。この中では最軽量かつ平均的な性能。F型に次ぐ威力をもつ。
  • ショットガンM型
    弾数強化型。マガジン火力に優れる。
    リロード時間が長いため、リロードのタイミングに注意。
  • ショットガンF型
    威力強化型。威力が高い。
    射程距離と集弾性能が低く、かなり接近しないと命中しない。

ジャイアント・バズ

[命中精度向上機能の効果あり]

• 解説
  標準的な強襲用バズーカ。
  直撃時に与えるダウンポイントを増加。
  グフなどが装備するものと重量が同じ。
• タイプ別解説
  • ジャイアント・バズ
    最軽量のバランス型であり、DPが最高。
  • ジャイアント・バズtypeM
    弾数強化型。集弾性能とマガジン火力に優れている。
    中距離からでもアシストを取りやすく、残影からの回避プログラム壱式での高速移動を活用したい場合に有用。
  • ジャイアント・バズtypeF
    威力強化型。
    集弾性能が低いため、近距離でないと命中させにくい。

残光

• 解説
  スロット2、コスト+0のモジュールとして搭載。
  機体固有のシステムなので取り外しは不可。そのため他モジュールとは別枠扱い。
  2019/11/13に新規追加。
  敵機を撃破し、高速で離脱可能な状態になる。
  【残光】
  敵撃破時にブースト容量を一定量回復する。
  敵撃破時にダウンゲージを一定量回復する。

残影

• 解説
  スロット2、コスト+0のモジュールとして搭載。
  機体固有のシステムなので取り外しは不可。そのため他モジュールとは別枠扱い。
  2019/11/13に新規追加。
  敵機撃破時に発動、一定時間機体性能が上昇する。
  【残影発動中】
  効果時間5秒、発動中に敵機を撃破すると効果時間が再度5秒になる。
  ダウンゲージ被ダメージ軽減。
  ダッシュ攻撃時ブースト消費量50%減少。

装備制限一覧表

●…武器の持ち替えが発生しない組み合わせ。

レンタル

カラーリング

機体解説

型式番号 MS-08TX/S

一年戦争時に開発されたジオン公国軍の白兵戦用試作MS、イフリート（シュナイド機）の改修機。
一年戦争末期のキャリフォルニア・ベース攻防戦で一度消息を絶った005番機のイフリート（シュナイド機）は、戦後ジオン残党軍の手にわたり、
志を失わずに潜伏し続けたジオン残党軍の様々なパイロットによる10年以上にわたる度重なる改修によって、
外観に大きな変更はないものの総合性能が大幅に向上しており、イフリートの名に恥じぬ地上戦闘能力はU.C.0096年においてなお健在である。

U.C.0096時点でのパイロットは一年戦争時に連邦軍特務部隊「スレイヴ・レイス」に所属していた「フレッド・リーバー」である。
一年戦争時に短剣型格闘武器ビーム・ダガーを主武装とするピクシー（フレッド機）を搭乗機としていたフレッド・リーバーの戦闘スタイルに合わせ、
投擲使用が可能なクナイ状の武器ヒート・ダートを多数マウントしている。

機体名称の「シュナイド」はドイツ語で「勇気」や「気骨」を意味するが、
これは本機の以前のパイロットであり、フレッドが意思を継いだ男、マルコシアス総隊長ダグ・シュナイド大尉から取られている。